音の家アンサンブルのブログ

バッハの各声部の魅力

2026年05月22日 00:18

私が初めてバッハに出会ったのは、子供の頃にピアノで弾いたインベンションでした。


当時のレッスンで、右手を弾きながら左手パートを歌ったり、左手を弾きながら右手パートを歌ったりするのが

なんか、追っかけっこをしているみたいだなぁ、と思ったのを覚えています。

(もう、シンフォニアになると歌えませんし、弾くのも大変です。パートで色分けをした楽しい記憶はあります。)


時は過ぎ、私はヴァイオリン弾きになり

様々なシーンで無伴奏ヴァイオリンソナタやパルティータに取り組んだ時も、あの時のレッスンを思い出しました。


すべての声部が、それぞれ意味を持って動いていることを当時のピアノの先生が教えてくれました。


さて、今回はそんなバッハの作品を皆さんと一緒に演奏します。


このフレーズをどう受け取るか

どこで呼吸を合わせるか

どんな音色で返すか


等のやり取りの中で、一人で弾いていた時には見えなかった声部の対話を沢山発見できるのでは、と楽しみにしています。


今回は、カンタータ42より シンフォニアと、無伴奏ヴァイオリン パルティータの2番よりシャコンヌを、新たにアンサンブル用へ編曲した楽譜を使い、メンバーで音を重ねていきます。


皆さんと一緒に、対話のようなアンサンブルを体験できる場を目指しています。